歯周病治療に関するよくある質問と相談をご紹介

電話でのご予約、お問い合わせ
03-3549-0209

TOP  >  よくある質問 Q&A

よくある質問 Q&A

歯周病治療に関するよくある質問

歯周病治療 Q&A

Q. 自分が歯周病かどうか、どうすれば分かりますか?
A. 歯周病を歯肉(歯茎)の病気だと思っている方が多いですが、実際は歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。骨は歯肉の下に隠れているため、自分では歯周病かどうか判断することは非常に難しいです。
また軽度の歯周病の場合、痛みの症状がないために気づきにくい場合が多いです。歯磨きをしていて歯肉から出血がある、歯がグラグラと揺れている、膿が出ているなどの症状がある場合、歯周病がかなり進行している可能性がありますので早めの受診をお勧めします。
Q. 歯磨きで出血するのは歯周病が原因でしょうか?
A. 歯磨きで出血する原因のほとんどは歯周病です。それ以外では硬い歯ブラシで強く歯磨きをすることによって歯ぐきを傷つけた場合が考えられます。また、全身疾患により出血しやすくなったり、服用している薬によることもあります。
歯周病には歯肉炎と歯周炎があります。歯磨きを怠るとまず歯ぐきにだけ炎症が起こり、歯肉炎になります。歯肉から出血するのは、その部分の歯肉が細菌感染により炎症を起こしているためです。適切に歯磨きを行うとすぐに治ります。
歯肉からの出血は痛みもなく起きることが多いです。鏡をよく見て歯磨きをし、出血がないか確認ましょう。または歯ブラシが強く当たっていたり、当て方や角度によっては歯肉が傷つき出血することもあります。
歯肉炎をそのままにしておくと、炎症が歯を支えている骨にまで進行し骨を溶かしてしまいます。その状態が歯周炎です。ひどい場合には歯を抜かなくてはならなくなります。そうなる前に少しでも出血があれば、歯科を受診することをお勧めします。
Q. 他の歯科医院で歯周病と診断されたのですが、完治することは可能でしょうか?
A. 歯周病は自然治癒するものではありません。そのため治療が必要となります。ただ、完治と言ってもお口の中が歯周病に冒される前の状態に戻るということではありません。歯ぐきの状態を健全な状態にして、お掃除しやすい環境にすることで歯周病を再発を予防することは可能です。その際、歯を抜いたり、歯周外科といって歯ぐきや骨を整える治療が必要となることがあります。
歯周病治療の第一歩は初期治療と呼ばれ、麻酔をして歯石を取ったり歯磨き指導や食生活、生活習慣の指導を行います。そうすることで初期の歯周病を改善させることができます。
初期治療後、再度歯周ポケット検査を行い、深いポケットが残っている場合は歯周外科手術(フラップ手術、再生療法、歯肉切除術等)を行います。歯周病は再発しやすいので治療が終わってもメインテナンスが必須となります。
Q. 歯周病予防の効果的な方法はありますか?
A. 効果的な方法はプラークコントロールと定期健診です。プラークコントロールとは日々の歯磨きや食生活管理です。
当院では定期検診や歯周病の初期治療で歯磨き指導(TBI)や食生活に関する指導をし、自分のお口の中を管理できる状態にします。また歯ブラシの処方もさせていただきますので、使っている歯ブラシをお持ちいただき適切であるかどうか指導させていただきます。定期検診ではセルフコントロールしきれない部分(歯石は自分で取ることはできません)や、歯磨きで磨けていない部分がないか確認します。
予防は継続することが大切です。
Q. 歯周病はプラークが原因となるようですが、プラークとは何でしょうか?
A. プラークとはいわゆる歯垢といって歯の垢です。食べものの残りかすだと思っている人もいますが、細菌とその代謝物の塊で白色あるいは黄色でネバネバしています。食後8時間程度でできると言われ、1mg中に300種類、1億個以上の細菌がいます。
細菌は歯に付着してもほとんどが唾液によって流されますが、唾液に流されにくい場所に付着した細菌は増殖をはじめます。そしてプラークが形成されます。細菌の中には虫歯菌も歯周病菌もいます。
プラークを除去しないでいるとやがて歯石となり、歯を支えている骨を溶かしていきます。それが歯周病です。
Q. 口臭を感じたら、歯周病を疑ってもいいのでしょうか?
A. 口臭の原因のほとんどはお口の中にあると言われています。それは、口の中の細菌が産生しているためです。歯磨きが行き届いていなかったり定期健診に通っていない場合、歯石が溜まり細菌が増加します。細菌が多くなればなるほど口臭の程度も大きくなっていきますが、初期治療を行うことで口臭を改善することが可能です。
Q. 歯がグラグラしているのですが、これは歯周病でしょうか?また抜歯しなくてはいけないのでしょうか?
A. 歯がグラグラする原因は様々ありますが、原因の一つといえるでしょう。
歯周病は歯を支える骨がなくなる病気ですので、歯周病が進行すればするほど歯がグラグラと動揺します。グラグラする歯がある場合、まずはその歯が保存可能かどうかを判断するために検査が必要となります。(例:歯周ポケット検査、レントゲン等)その検査結果をもとに、保存か抜歯かを判定します。
動揺の程度が大きいほど抜歯の可能性も高まります。動揺が大きくなる前であれば保存できる可能性も高くなります。おかしいなと感じたら、受診をすることをお勧めします。
Q. レーザー治療で歯周病が治ると聞いたのですが、レーザーによる治療はしていますか?
A. 当院では、レーザー治療は行っておりません。
歯周病は歯周病菌によって骨が溶けてしまう病気です。レーザー治療は歯周病菌を死滅させたり、骨が溶けたことによって出来た歯と歯ぐきの隙間(ポケット)の中を綺麗にすることは出来ますが、骨を整えたり、深くなってしまったポケットをなくすことは出来ません。つまり、レーザー治療で治せる歯周病は初期の段階の歯周病に限られるのです。
骨の状態もそのままで、深いポケットを残したままでは一時的に歯周病菌を死滅させたとしてもすぐに歯周病は再発してしまいます。そうならないためには再生治療を含めた歯周外科が必要です。したがって、当院では歯周病を本気で治そうとしているため、レーザー治療は行っておりません。
レーザー治療に関わらず、歯周病は再発しやすい病気ですので、治療後のメインテナンスが必須となります。レーザー治療は歯周ポケットをなくすことを目的としていませんので、特に深いポケットがある方はレーザーだけでは完治は難しいです。他の治療法も併用して治療を行うことをお勧めします。
Q. 歯石を除去してもらったのですが、それでも歯周病は再発してしまうのでしょうか?
A. 歯石を除去するだけでは歯周病は治らない場合があります。また歯石は一度除去しても歯磨きができていないと再度形成されます。
お口の中を健康な状態を保つために毎日のプラークコントロール・セルフケアと定期検診を行いましょう。
Q. 再生治療とは、どのような治療法なのでしょうか?
A. 歯周病が進行して溶けてしまった歯槽骨を再生させる治療法です。再生治療をすることで抜歯しなくてならなかった歯を保存することができるようになりました。しかしながら、再生治療の適応範囲は他の治療法より限りがあるため、どの歯でも保存できるというわけではありません。歯周病が重度に進行してしまっている場合は特に難しいことが多いです。
まずは精密な検査を行うことをお勧めします。
Q. 再生治療をすれば、歯周病は完治するのでしょうか?
A. 再生治療だけで歯周病が完治するわけではありません。再生治療には適応があるためどのような状態でも骨が再生するというわけではないのです。
歯周病の完治とは歯周ポケットをなくすこととそれを再発させないように予防していくことが大切になります。再生治療を受ける前にはまず検査と初期治療が必要です。また治療後には定期検診も必要です。
Q. どんな状態でも歯槽骨の再生は可能でしょうか?
A. 歯槽骨の再生が適応となるケースは限られています。すべての状態で可能というわけではありません。可能かどうかはいろいろな条件によって変わってきます。お口の中を検査してみる必要があります。一度ご来院ください。
Q. 再生治療は、どの歯科医院でも行ってもらえるのでしょうか?
A. 再生治療は特別な材料が必要なため、その材料を取り扱っている歯科医院でないと治療を受けることができません。また再生治療の費用は保険外診療のため歯科医院によって様々です。当院ではエムドゲインRと他家骨を用いて再生治療を行っております。
Q. 再生治療は手術なのでしょうか?
A. 再生治療は外科手術です。手術時間は歯の本数によりますが1?2時間程度です。
外科手術のため術後は疼痛(痛み)や腫脹(腫れ)が一週間程度でます(個人差があります)。再生治療後傷口が治るまで歯磨きはしないようにし、二週間ほどで抜糸します。再生治療を行った歯は一時的に動揺が大きくなる(グラグラする)ため隣の歯とワイヤーで固定します。
Q. 再生治療はどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
A. 通常再生治療を行った後、骨が再生してくるまで1年程度待つ必要があります。待っている間は感染を起こさないようにセルフケアやメインテナンスが必要です。1年程度待った後、歯周ポケット検査を行います。必要があれば再度再生治療を行うこともあります。
Q. 歯周病が原因で、他の身体の病気になりやすくなるというのは本当でしょうか?
A. 本当です。歯周病になると歯ぐきに炎症が起こり、歯のまわりの骨が溶けていきます。その際に細菌が直接体内に入ったり、歯ぐきの血管から血液に流れ込んだりします。これが全身に広がり組織や臓器に何らかの影響を及ぼすと考えられています。
例えば、全身疾患として冠状動脈性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)、糖尿病、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症、早産・低体重児出産、メタボリックシンドロームなどが挙げられます。まだ、そのつながりが解明されていないものもありますが、何らかのつながりがあると言われています。
そうならないためには、歯周病の予防しかないのです。