左下６番の周辺に痛みを感じ、他院で診てもらったが抜歯と言われてしまった。ネットで見た「歯牙移植」ができる医院を探している。

左下６番の周りに大きく透過像(影)を認め、再根管治療後の予後が良くない可能性が高く、当院でも抜歯が適応となる状態だと判断しました。
欠損部に対しインプラント治療や歯牙移植(左下の親知らずの移植)、ブリッジを提案し、歯牙移植を行うこととなりました。

保存が難しい左下６番を抜歯し、左下８番(親知らず)を抜歯窩に移植しました。歯牙移植後の動揺防止のため暫間固定を行っています。
また移植後２週間経過時点で根管処置が必要となります。
骨との定着を確認し、今後矯正治療を行う予定のためレジン冠をセットしています。

治療前

治療途中

治療後

根管治療により類似の全ての症例の問題が解決するわけではなく、症例はあくまでも一例です
根管治療により痛みや腫れがひかない事や、術後に痛みや腫れが生じる事、治療によるファイル破折やパーフォレーションなどの偶発症、術後の歯根破折を生じる可能性もあります
自費診療（保険適用外）となります

その他の治療の症例

【歯牙移植】抜歯と言われた奥歯に親知らずを移植