銀座しらゆり歯科の唾液検査について

電話でのご予約、お問い合わせ
03-6228-7826

TOP  >  予防歯科・虫歯治療  >  唾液検査

唾液検査

唾液検査について

お口の中の健康を維持していくためには治療だけでなく、予防という観点からのアプローチも重要です。唾液の組成は約99%が水ですが、実はお口の中の健康維持にとても関わりが深いことが分かっています。

唾液検査について

唾液の役割

味を感じさせる

唾液は元々は体液の浸透圧と同じ(等張)なのですが、お口の中に分泌される過程で体液よりもサラサラな状態(低張)となります。
サラサラな状態の唾液には味を感じさせる物質(味核物質)がよく溶け、拡散します。そうして味蕾という味を感じる器官へ味覚物質が届く事で我々は味を認識できるというわけです。

口腔内の保護と潤滑作用

唾液はお口の中の粘膜などの組織を覆い、外からの刺激から保護する働きがあります。これは唾液に含まれるムチンという糖タンパク質の働きによるものです。ムチンはお口の中の粘膜を乾燥から守るほか、微生物によるタンパク分解作用にも抵抗します。
また、咀嚼・発音・食べ物の飲み込みといった動作も唾液に含まれるムチンによる潤滑作用が助けとなっています。

口腔内の希釈・浄化作用

唾液によりお口の中の糖分は希釈されます。お口の中の糖分が薄まる事はすなわち、虫歯菌が手に入れることのできる糖分が減るという事です。
唾液が流れることにより、食べ物の残りかす・微生物などもある程度洗い流される作用があります。
これらの作用は唾液の流量が多ければ多いほど、よく働きます。
服用されているお薬・加齢・全身疾患など健康上の理由により、唾液の流量が減ってしまう場合がありますが、その際に唾液による希釈・浄化作用は特に影響を受けてしまい、虫歯などの疾患が起こりやすくなります。

唾液による緩衝作用

唾液にはお口の中を守る緩衝作用もあります。緩衝作用には以下の2つの作用があります。

  • ⦁ 微生物にとって居心地の良い環境となるのを阻む事で有害な微生物がコロニーを作るのを防ぎます。
  • ⦁ 虫歯菌などが作る酸を緩衝し、中和する事でエナメル質が脱灰される事を防ぎます。

唾液検査について

唾液を検査する事により、お口の中を健康に保つ上で有用な情報が得られます。
当院では簡易検査(SMT)、精密検査(デントカルト)の2つの検査を行うことができます。

簡易唾液検査(ライオン:SMT)での検査項目

  • 簡易唾液検査

  • 簡易唾液検査

唾液中の虫歯菌、唾液の酸性度、唾液の緩衝能、白血球、たんぱく質、アンモニア、虫歯のなりやすさや、歯茎の炎症、口臭についての指標が得られます。

精密唾液検査(オーラルケア:デントカルト)

  • 精密唾液検査

  • 精密唾液検査

ミュータンス菌の量、ラクトバチラス菌の量、唾液の緩衝能、唾液の流量、飲食の回数、プラークの蓄積量 虫歯菌の量をコロニーの数にて評価するほか、唾液による口腔内の希釈・浄化・緩衝作用、患者様の実際のプラーク量、飲食の回数を合わせて評価し、虫歯のリスクについてより精密な評価を行うものです。

唾液検査はどのような時に行うのか?

唾液検査を必要とする主な場面は以下の4つとなります。

  • ⦁ 虫歯のリスクを評価する時
  • ⦁ 虫歯の治療や、予防治療の効果を評価する時
  • ⦁ 高齢者で常用薬があったり、歯根が露出している場合での虫歯リスクを評価する時
  • ⦁ 唾液が減少していると思われる方(唾液の流量が下がる薬剤を日常的に飲まれていたり、シェーグレン症候群などの全身疾患、頭頸部領域への放射線治療を行っている方など)を検査により評価する時

参考文献